子どもの居場所というものをやっていると、常に考えるのは子どもにとって何が大切にすべきことなのかということです。
居場所なので、居心地のいいところでありたい。
居心地の悪いところでいいはずはないので、そこは分かりやすいと思います。
では何をもって居心地がいいのか。
それは経験上、子どもがひとりでいられること、大人や関わる側からすれば、子どもに必要以上に干渉をしないこと。
何かを聞かれたら答えるくらいの余白が、子どもには望まれていると思うのです。
けっこう、あり方を問われていたり、何かをしていないと認めてもらえない、そんなプレッシャーをシャワーのように肌で感じ取っている。
それが、次第に子どもの心を疲弊させ、時に蝕んでいくこともあるようです。
何もしないことは、けっこう難しいこともありますが、相手にとって、ここでは子どもにとって望まれることを考えれば、そう複雑な事でもないはずです。
スポンサードリンク