2024年2月1日木曜日

子どもたちの姿はどこにあるのか?

子どもたちの姿はどこあにあるのか?

約30万人といわれる不登校児。
30万人といっても一人ひとりの人格・人生がある。

私たちの元にも教育委員会をはじめ、ほとんどが委託事業の方からですが、アンケートや事業の提案が来ます。
これは定番なのですが、国の政策が動くと関係団体が動き出す。
そこには当然お金の動きもあります。

現在は子ども家庭庁の動きは大きなきっかけとなっているでしょう。

2019年ごろだったでしょうか、文科省の方たちも見学に来て、フリースクール・スペースの実態を調査していました。

不登校に対する認識や扱いの是正が期待され、文書上ではそれは進んだように思われましたが、実際の意識改革といったとこには到底及んではいないのは、今現在を見ても明らかだと思います。

私たちも子たちや親御さんの現状を認識してもらい、周辺環境もよくしていきたいとの考えから、各種アンケートや要求に応じるようにしていますが、それが子どもたちにどう還元されているかはなかなかわかりやすくありません。

余談ですが、以前子どもへの還元はどういったものがあるのか、先方に聞いたところ、謝礼等のお礼はありません。と返答がありビックリした。
子どもへの還元というか誰の為に何をしているのか、そこが根本から視点や立場が違うのだなと現実を見た。
そもそもそのお金も原資は税金なんだけどね…。

さて、何度同じことを繰り返し、どこへ向かっていくのだろうか、それに対して当事者や代理人でありたいと考えている私たちの意見は、きちんと発信できているのか?
ということを日々考えています。

不登校という選択をして、それを問題とするのではなく生き方、過ごし方、学び方の選択の一つとして、前向きに過ごしていく方向に、子どもも親御さんの視点も見てもらいたいと望んでいます。





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