2017年4月14日金曜日

【産前産後ケアのヒアリングについて】※長文です。

先日助産師さんから産前産後のお母さんの相談実態について報告を気聞かせていただきました。 特に低月齢のお子さんを持つお母さんの相談について、一部ですが備忘録的に共有します。
初産のお母さんは生まれるまでのことはたくさん考えたり調べたけど、産まれてからこんなに色々なことがあるなんて知らなかった。 二人目、三人目の場合でも子どもごとに違うからどうして良いのか分からない。当時のことを忘れてしまったなど。 自分の子どもが正常か異常かを他のお子さんとの比較で見てしまい、悩んだり苦しんだりすることあり。
病院で教わることはごく一部、家に戻ってから日々の子どもの変化、お母さん自身の産後疲労した体での育児や家事は大変なこと。短時間でも安心して眠ることが出来ればとの要望あり。
一番の問題は側に気軽に相談が出来る相手がいない。 相談者の傾向として都市部が多い。 些細なことを相談したり、夫や他の家族が出来ることを分担することでお母さんと子どもにかかる負担の軽減が期待できる。 本人から言うよりも周囲から声かけが必要な傾向あり。
世田谷区や川崎市は子育て世代の包括支援事業あり、ただしハイリスクアプローチでありハイリスクから優先され、グレーゾーンが手薄。 早めに対処することでハイリスクになることを回避することも重要。 今後、大田区でも子育て世代の包括支援事業の展開が望まれる。 以上、一部ですが中々厳しい環境です。
夫(パートナー)の存在が出てこないのが気になったので質問したのですが、やはり遠慮やどうお願いしてよいかなど迷いあり、意思疎通面での課題が散見されるようです。 私も主に小学校低学年から高校生まで接していますが、乳幼児も時々接します。 各世代や個人差あり、周囲との協力の中で接していくことが重要だと日々実感します。 中長期的にコミットすることが必要と思いますので、産前産後ケアにもコミットして包括的に見ていきたいと思います。



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